昨日の地震は何を私たちに語ったか

昨日(7日)東北地方と関東地方を襲った地震は、その揺れ方から3.11を思い出させるものでした。
幸い、震度も最大で5+と控えめ、津波も1メートルですぐ警報は解除されました。
しかし、この地震は私には何かの警告に思えてなりません。

ただいま日本は選挙戦真っ最中です。
争点は、そもそもそのために「国民に信を問う」はずの消費税問題と、それから国民の最大の関心事である原発の問題・・・のはずです。

ところが、新聞・テレビは、この選挙は民自公3党と維新の争いであると定義して、その(あるかないかはっきりしない)違いをあれこれ述べ立てているし、これらの政党自身も自分たちが一体でないかのように見せかけています。しかし、民自公3党と維新のこれまでの言動を見ていると、彼らは選挙が終われば手を組むだろうし、手を組む以外に政治を行うことができない状態にあります。

かれらは口先で何と言おううと、すべて増税派であり原発維持派です。
そのことを何となく感じている国民は、どの政党に投票したら良いか迷っているし、投票すべき政党がないように見えることに悩んでいるものと思われます。なぜなら、いくつかの世論調査では、多くの国民が消費税増税には反対、もしくは増税の前にやるべきことがあるという意見であり、原発はただちに廃止すべきだと考えています。
それが、まだ態度を決めていない多くの無党派層の存在となって現れています。

たしかに民主党はその政策遂行能力において無能レベルにあり、約束したことは何もしないで約束しなかったことに「政治生命をかける」破廉恥漢ではありますが、日本をここまで疲弊させた根本原因である自民党政治に戻ることもまた、国民の選択肢にはないでしょう。
しかも、今度の自民党は原発推進であるだけでなく、憲法九条を変え国防軍を導入する、と宣言しています。
維新も同様です。
これほど重大な政策変更を、言い方は悪いかもしれませんが、ドサクサに紛れて実現させてしまってもよいのでしょうか。

多くの人から故郷を奪い、広大な国土を放射能で汚染し、事実上、二度と人の住めない土地にした原発はもうコリゴリだと考える多くの国民、二度と戦争をしてはいけないという、先の大戦で途方もない犠牲を払って日本が得た教訓を大切に思う多くの国民が、その願いを踏みにじるに違いない民自公3党と維新に投票せざるを得ないとすれば、これは悲劇です。

昨日の地震は、神様が東北地方を襲ったあの悲劇をもう一度私たちに思い出させようとして起こしたもの、そう思えてなりません。この警告に耳を傾けなければ、私たちは旧約聖書のソドムとゴモラのように滅ぼされてしまうかもしれません。

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